朝ドラ『風、薫る』りんが赴任した高越女学校のモデルは実在した━━新潟で待つ“運命の再会”につながる史実 (6/8ページ)

Japaaan

女学校の校長・望月と、彼が「機嫌を損なうな」とりんに伝えた大地主の妻・テツ。(NHK「風、薫る」公式「X」より)

突然出会った「社会運動」のビラ

新潟に到着したりんの目の前に、突然差し出された1枚のビラ。

「『自由政談大演説会』〜富者の優遇を廃し選挙権の拡張求む〜」という、傍聴自由の演説会のお知らせでした。

りんこと大関和が新潟に赴任したのは明治24年(1891)です。この頃は選挙権を得ることができたのは「満25歳以上の男性で直接国税を15円以上納めている人」という、かなり偏ったルールでした。

(その後、大正14年(1925)に「満25歳以上の男性全て」に選挙権が認められ、ようやく女性にも選挙権が認められたのは昭和20年(1945)。)

テツ奥様は、ふんっ!とばかりにそのビラを乱暴に手で払っていました。「富者の優遇」を得ている側だからでしょうか。

テツの夫・羽田 銀次(西堀亮)は、お店の前にできる行列に突然割り込むような礼儀知らず。りんにその行為を注意されても、「それがどうした」とふんぞり返る小さい人物のようです。

その時、新聞記者の横沢公輔(井上祐貴)が「異議あり!」と声をかけました。

この後、横沢はりんに大接近する様子。

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