朝ドラ『風、薫る』りんが赴任した高越女学校のモデルは実在した━━新潟で待つ“運命の再会”につながる史実 (2/8ページ)

Japaaan

新風に吹かれ、りんこと大関和は次のステージに進む。(NHK「風、薫る」公式「X」より

新天地にも存在した差別や偏見「看護婦なんか」

りんの新天地・新潟にも、相変わらず明治時代らしい差別や偏見はナチュラルに存在していました。

新しい「束髪」スタイルのりんに会い、早速「気に入らない女認定」した大地主羽田家の奥様・テツ(横澤夏子)は、話を大袈裟に盛って話す面倒くさそうなタイプ。

「束髪」に憧れ若い娘らしくキャッキャッしつつも、「束髪にしたら親戚になんて言われるか!」と、世間の目を気にして、新しいことには挑戦しない保守的な感じの女学生たち。

悪意はないようですが、りんのことを「離婚して看護婦なんかになって、今度は、単身で女学校で舎監なんてかわいそう〜」と言います。

『看護婦なんか』。

ドラマで何度も登場するお馴染みの言葉です。「看護婦なんかになるなんて」「看護婦?下女風情が」「看護婦ごときが生意気」 ……「学びの意識」を持つ女学生でも「なんか」と差別する言葉が普通に出てくるようです。

昔のりんのように、「女性も仕事をして自立する」という発想はなく、「奥様になることが女性の「あがり(すごろくの)」だと考えているのかも。

原案の伝記小説では、和が新潟に来てから地元の人々や女学生らと揉めたというような場面はないようなのですが。

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