【風、薫る】「私はファイターだって」大山捨松、暴言軍人を一喝!看護婦の名誉を守った史実と名場面 (6/7ページ)

Japaaan

患者を手で触って調子を尋ねることも“看護”だと軍人らに諭す捨松。(NHK「風、薫る」公式サイトより)

新聞や雑誌に取り上げられ人気職業となった看護婦

捨松効果で、「看護婦が患者とねんごろに」というデマ記事を書いていた新聞はあらためて『戦傷病者を救はむと昼夜奮闘 國を支ふる看護婦たち』というタイトルでの記事を出しました。

「広島陸軍病院に入院中の患者より、看護婦の働きぶりを正しく理解されたしとの当初がかず多く寄せられたり」という内容のです。

あのイキリ上官やその手下が、反省して書いたのでしょうか。

この記事は、多江たち篤志看護婦だけではなく、現在派出看護婦として働いている女性たちにも勇気と元気を与えたようです。

実際、看護という概念自体がなかった明治時代、見ず知らずの患者の体を触ったり排泄の世話をする看護婦の仕事は「賎業」とさげずまれたり、下女扱いされていました。

けれども、日清・日露戦争で日本赤十字社の看護婦などが軍の病院に派遣され大きな活躍をしたことから、新聞や雑誌に取り上げられ、看護婦は女性のあこがれの仕事へとなっていったそうです。

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