【豊臣兄弟!】秀長が頼るキーマン・才蔵(間宮祥太郎)は実在した?郡山繁栄を起こす『起爆剤』 (3/7ページ)
秀長は、そんな「寺社の町・奈良」から「武家の城下町・郡山」へ経済の中心を移し、城下町を急速に発展させようとしたのです。
検地で「土地と年貢」を、商売禁止で「流通と商業利益」を同時に秀長の下に集中させ、郡山を政治・軍事・経済の拠点に作り上げようとした政策になります。
天正16年(1588)には綿町・紺屋町・本町・今井町・奈良町・堺町・藺いの町・柳町・茶町・豆腐町・魚塩町・材木町・雑穀町の13町と本町の枝町である鍛冶屋町が確認されます。それぞれ同業者が集住し、秀長より商売上の特権を獲得しました。
(天理大学 公開講座記録「大和学」への招待-郡山の歴史と文化2-】第1講 秀長のまちづくり・くにづくり)より
奈良の豪商にとっては、既得権を喪失することになるので、これには強い反発があったようです。
奈良中の商売を禁止した秀長。(NHK大河「豊臣兄弟!」公式「X」より
「郡山を人が集まる栄えた町に」する起爆剤奈良の筆屋の主人、才蔵は、特定の実在の人物は特に発表されておらず、ドラマオリジナルのキャラクターのようです。
「筆づくりの腕は確か」ということなので、自分の職人としてのすぐれた腕を披露できる品で商売をするため、新規開業に乗り出す……そんな夢を抱き郡山へと移った町人を代表する人物ではないでしょうか。
ドラマでは、秀長も、そんな才蔵の商売を成功させて、それを起爆剤にして、郡山の商業を活性化。