平安時代「母」の発音は「パパ」「ふぁふぁ」 だった? タイムスリップしても絶対に通じない日本語の謎 (1/6ページ)
平安時代の日本語と、現在の日本語は、同じ日本語とはいっても、かなり違います。文法や語彙が違うのはもちろんですが、意外と見落とされるのが「音」の違いです。
私たちは「は・ひ・ふ・へ・ほ」を、ごく当たり前に発音しています。しかし、この発音が昔から変わらなかったわけではありません。特に面白いのがハ行です。現在の「は」は「h」の音ですが、日本語の歴史をさかのぼると、どうもそうではなかったらしい。
さらに古い時代には、「p」、つまり「パ・ピ・プ・ペ・ポ」に近い音があったと考えられています。
そう聞くと、「では、昔の『母(はは)』は、どんな音だったのだろう」と気になってきます。
実は、この「母」というごく普通の言葉を調べていくと、日本語の音がどのように変わってきたのかが、かなりはっきり見えてきます。