【豊臣兄弟!】愛ゆえの残酷な別離…「里芋が一番じゃ」の真意と、あさひの初陣に隠された夫婦の誓い (6/10ページ)

Japaaan

自分は豊臣家の何も役に立っていないとずっと悩んでいた。だから、今回の家康に嫁ぐ話はすぐにでも引き受けたかったはず。けれど、わたしなどに遠慮して」と、涙ながらに打ち明けました。

「藤吉郎どの…小一郎どの……あさひを、まこと豊臣の天下を支える一人にしてくだされ」と頭を下げた甚兵衛。

昔のままの藤吉郎と小一郎の名で呼びしたのは刺さりました。

豊臣家では、子をもうけ武士の娘らしく知識も豊富な慶(吉岡里帆)。
跡取り候補にもなる、3人の息子をもうけた姉のとも(宮澤エマ)。
複数の養子を立派な家臣として育て上げ、太閤の妻・北政所として堂々と秀吉を支えるようになった寧々(浜辺美波)。

まさか、あさひが「彼女らに比べて自分は取り柄もないし豊臣の役になっていない」と悩んでいたとは。

だから、せめて太陽のように家族を明るく照らそうといつも笑顔でいたとは。

笑顔の裏にあった、辛過ぎる真実でした。

もちろん、史実のあさひがそのような女性だったどうかを記した史料はないようです。

けれど、実在の人物であるともと寧々を自分と比べ、考えてしまうことはあったかも。

今や、ご立派になられた豊臣兄弟の頭上には、暗雲が少しずつ迫りつつあります。

貧しい百姓時代からずっと明るく家を照らし続けてきたあさひという太陽のありがたさを忘れちゃあいませんか?太閤さんと秀長さんよ……と聞きたい。

太陽を自分たちの手で追い出してしまった豊臣家。

その太陽は豊臣を出て、今度は笑顔で家康を照らすことになりました。

飛ぶ鳥落とす勢いの豊臣から太陽が次の政権・徳川に移っていく……そんな感じがしたのでした。

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