SFに登場する、未来なのに今や時代遅れな世界12選 (6/8ページ)
■『大宇宙の少年(スターファイター)』

中古の宇宙服を手に入れた少年が、異星人にさらわれ月に監禁される話
ロバート・A・ハインライン氏のSF小説は数在れど、この本は少年少女用の文学として日本でも知る人ぞ知る一冊です。
この本だけでなく、ハインライン作品にはやたらと計算尺というアナログなアイテムが登場します。そこで子供2人の会話がこう進むのです。
少年A:「お父さんが言うには、計算尺が使えないヤツは無教養だから投票にも行くべきではないってさ。ボクの「K&E 20 ログ・ログ・デュプレックス・ディサイトリグ」は凄いぞ。10インチ多相計算が出来るようになったボクに、お父さんはビックリだっだよ」
少年B:「そうだな、計算尺は素晴らしい発明だよな。女の子の次にね」
女の子の次にね!?
計算尺は電卓に取って代わられた古典的な便利アイテムです。訳者は昔、デザイン業務で縮尺のパーセントと導き出す計算尺を使っていたのでその利便性はよく分かっています。それに今でも、コアな業種ではまだまだ各種計算尺が活躍していることと思われますが...女の子の次に、とはいかにもアメリカンなジョークですね。