各地でつまづく「アニメで町おこし」の現状 (1/3ページ)

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「あの花」で町おこしを図る商店街。写真はイメージです。(Kenta Hayashiさん撮影、Flickrより)
「あの花」で町おこしを図る商店街。写真はイメージです。(Kenta Hayashiさん撮影、Flickrより)

アニメや漫画による地域振興が全国各地で盛んだ。

作品の舞台となった場所にファンが出かけて思いをはせる......という行為は昔からあったが、「らき☆すた」の舞台となった鷲宮神社(埼玉県久喜市、旧鷲宮町)は、聖地巡礼ブームが注目されるようになった場所の1つに違いない。同神社を訪れるファンはアニメ放送が始まった2007年くらいから急増し、ここ数年の初詣参拝客は47万人前後をキープしている。埼玉県内の初詣スポットとしては、氷川神社(さいたま市大宮区)に次いで2位だ。

これを機に観光資源としてのアニメ・漫画が強く認識されるようになり、今や多くの自治体がアニメツーリズムに取り組んでいる。

茨城県大洗町は「ガールズ&パンツァー」の聖地として大勢のファンを集めるのに成功したし、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」も、多くのファンが舞台の埼玉県秩父市を訪れている。

「あの花」で町おこしを図る商店街。写真はイメージです。(Kenta Hayashiさん撮影、Flickrより)

ドロンジョ様では別府温泉に客を呼べなかった...

その一方で、やや期待はずれなケースも相次いでいる。

2014年10月26日に読売新聞が報じたところによると、大分県別府市は、タツノコプロのキャラクターや初音ミクを起用する観光PR事業を2013年に行ったが、目標の2割にとどまったという。

昨年8月9日にはタツノコプロならぬ「タツノコ風呂」が開湯した。キャラクターをあしらったのぼりが市営温泉13カ所に立ち、温泉客を出迎えた。

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