こんな映画作っていいのか!? 議論を巻き起こしたホラー映画10選 (3/8ページ)
『発情アニマル(オリジナルタイトル:Day of the Woman)』
メイル・ザルチ監督の山で輪姦された美女が復習の鬼と化す暴力ホラー映画。輪姦の描写があまりにも鮮明で暴力的なため、今日でも議論され続けている「映画史上最悪」とも言われる作品です。2010年にはTimeの馬鹿げた暴力映画トップ10にも選ばれました。同年リメイク作品が公開されていますが、そちらはレイプの描写が多少マイルドになっています。
ザルチ監督は配給元を見つけることができなかったため、自分で配給することに。しかし大規模公開にこぎ着けることはできず、ドライブインシアターで何度か公開されただけでした。しかし1980年、Jerry Gross Organizationが配給に乗り出し、タイトルを『Day of the Woman』から『I Spit on Your Grave』に変更して再リリースされたのでした。
本作には評論家からは否定的な意見が多く寄せられています。映画評論家のロジャー・エバートは「アート要素のないゴミのような映画で、人生において最も残念な経験のひとつ」とコメント。また、評論家のデビッド・ケイスは、1980年代の最低映画に定めています。
批評家、映画ファン問わず批判的な意見があがる一方で、Encyclopedia of Horrorは、「本映画は賛否両論あれど、実際に映画を見ていない人からの批判が多い」とも指摘しています。
同作が禁止された国は、アイルランド、ノルウェイ、アイスランド、西ドイツ。理由は「女性に対する激しい暴力」とされています。カナダは公開当初禁止されましたが1990年代に一部の州が解禁の運びとなりました。