【分析】ジャッキー・チェン映画はなぜこんなに面白いのか? (3/7ページ)
■画面の中で自分を見えやすくする

自分がよく見えるようにすることが大事
ジャッキーはオシャレさを追求するがあまり、画面全体を暗くしてファッションまでダークカラー中心のモノトーンにするといったことはしません。彼は、敵が黒を着用すれば、自分は白を着る。敵が白であれば、自分はカラフルにするといった「画面上の自分の見えやすさ」を意識しています。
また、アクションシーンのカメラワークにおいても、分かりやすさを追求しています。例えば、スタントマンが二階から落ちるシーンで、螺旋階段が映し出されますが、それは2秒後に螺旋階段を使ったアクションがあるからです。
それだけでなく、ジャッキーはカメラを手で持って振り回したり、ドリーを使うことも滅多にありません。
「アメリカの映画はカメラが頻繁に切り替わりますが、それは俳優がどうやって格闘するのかを知らないからです。」とジャッキーチェン。カメラが激しく振られるのは、アクションをより白熱しているように見せたいが為です。アクションができるジャッキーの場合はそんな小手先の技術に頼る必要はありません。

「僕はカメラを絶対に動かすことはしません。」
「いつだって広角で設置したままにしておきます。