【分析】ジャッキー・チェン映画はなぜこんなに面白いのか? (2/7ページ)
■自分に不利な状況を与える

ギリギリな戦い
ジャッキーはどんな映画でも自分に不利な状況を作ります。靴が無い、手を縛られている、爆弾を咥えさせられている...といった具合です。そのような設定を作ることによって、ジャッキーは道を切り開くために奮闘しなくてはならなくなります。
彼の個々のアクションに対しては、論理的なリアクションが発せられます。観客はその論理的なやりとりを見て面白いと感じるのです。このような方法はサイレント映画の時代から存在し、チャーリー・チャップリンやハロルド・ロイド、バスター・キートンなんかが得意としていました。ジャッキーもこういったダイアログに従っていると考えられます。
■周囲の物を使う

武器は身近なモノ
ジャッキーはとても想像力が豊かです。周囲にある馴染みのものを使って、馴染みのない展開にするのです。彼の周りにあるものは何でも武器になります。椅子、ドレス、箸、キーボード、レゴ、冷蔵庫、そして脚立...。ジャッキーのそれらを使った戦いは自然で基せているだけでなく、誰にでも起こりうることをジョークにして見せているのです。