枯れ専女子の増加で、見直される“大人の男性”  20代の女性会社員の4割が「40代男性にトキメキ経験」 大人の身だしなみのポイントは…“メイド・イン・ジャパン” (8/10ページ)

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しかし、その一方で、あまりにピッタリとしたタイトな服装は、一般の40歳以上の年代の方には似合わない上、かえって体型の変化を強調してしまうことになりかねません。服を選ぶ際には、試着を繰り返しつつ店員さんのアドバイスをもらいながら、自分の身体にフィットするサイズの服を見つけることをオススメします。
若い女性が40歳以上の男性に求めるのは、包容力や優しさといった経験や年齢に裏打ちされた“大人の余裕”です。若々しくありたいと必要以上に肩に力の入った服装には、かえって余裕を感じられません。また、動きやすさや体型カバーなどを優先した、ゆったりとした服装は実年齢より上に見られがちで、彼女たちが憧れる大人の男性像とフィットしなくなってしまいます。ジャケットやシャツ、パンツは身体にフィットした適度なゆとりがあるものを選び、スマートな体型を演出することが大切です。シューズも、スポーティなスニーカーや丸くぽってりとした革靴よりも、やや細身の革靴やレザースニーカーを選ぶことで、一気にアカぬけて見えます。
また、男性と女性の視点の違いにも注意をするべきでしょう。顔や胸、脚など、パーツに目が行く傾向がある男性に対して、女性は“全体のバランス = 雰囲気”を重要視する傾向があります。一点豪華主義ではなく、全身で統一感のあるコーディネートを通して、スマートな大人の男性像を作り上げることがポイントです。

[プロフィール] 吉川 浩太郎(ヨシカワ コウタロウ)
ファッションコンサルティング事業を手掛ける、株式会社ファッションスタイリストジャパンに所属するスタイリスト。
大学卒業後、大手紳士服専門店に入社。第一印象の大切さをより多くの人に伝えるために、イメージコンサルタント資格を取得後、テーラーとしてオーダースーツ作りに携わる。イメージコンサルタントとして独立した後、ファッションスタイリストジャパン社の「お客様の思いを形に出来るスタイリストを世の中に増やす」という同社の理念に共感し、参画。
一人ひとりの個性を引き出すカラーコーディネートを得意とし、ビジネスからカジュアルまで、幅広くコーディネートを提供している。

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