redjuiceイラストメイキングインタビュー! 「アナログハック・オープンリソース」とは? (7/8ページ)
──身体に貼るロゴなどの「デカール」と言われる装飾?は主にIllustratorでつくられていますね。
そうですね。一部はPhotoshop上でもつくっていますよ。最初にいくつか使えそうなデカールをつくっておいて、その中から選んでイラストにはめ込んでいきます。
実はこのあたりの素材も、これまでの制作物から流用することがあって、SF作家・伊藤計劃さんの『ハーモニー』や画集でも使ったお気に入りのロゴが今回もあったり。作品を越えて使われるという点では、弐瓶勉さんの作品で登場する東亜重工のような雰囲気もあるかな。
ちなみに今回のインスピレーション元の一つに『WipEout』というレースゲームがあって、これに登場するマシンの持つ未来感を、デザインラインの一つの目標としていました。
表紙を手掛ける上ではデザイナーとの信頼も
──今回は表紙のイラストということで、デザインを担当されている草野剛さんとの取り決めもありましたか?
僕は基本的には草野さんにお任せで、僕からもイラストは自由につかってくださいと言ってお願いしていました。イラストを渡す時にトリミング位置など簡単に指定を伝えてはいるのですが、草野さんの場合はお渡しすれば大体いい感じにしてもらえます。『ギルティクラウン』以来「BEATLESS」関連やEGOISTのジャケットでも草野剛デザイン事務所とは一緒に仕事をしているので、信頼関係は成り立っているのかな、と勝手に思っています。
アナログハック・オープンリソースをもっと活用しないともったいない
──今回の本について、あらためて参加していかがでしたか?
今回こうして多くのクリエイターの方々にhIEを描いていただき、自分でもその設定を読み解くことで、アナログハック・オープンリソースの示す未来のカタチを、よりはっきりと感じることができました。