redjuiceイラストメイキングインタビュー! 「アナログハック・オープンリソース」とは? (4/8ページ)
(笑)
──ちなみに以前はペイントツールとしてSAIも使われていましたが、最近はCLIP STUDIO PAINTだけですか?
SAIはここ2年くらい使っていないですね。SAIの場合32bitのメモリの制限に引っかかることが多かったのですが、CLIP STUDIO PAINTはファイルサイズの増大やメモリ不足によるエラーをを気にすることなく作業することが出来るので、今はCLIP STUDIO PAINTに移行しています。
──ソフトを乗り換えるときの違和感などはありませんでしたか?
慣れるまでは色々とカスタマイズしました。SAIは何も設定しなくても割と気持ちよく線が書けるんですが、CLIP STUDIO PAINTOの場合は最初に設定しないといけないことが多くて、筆圧検知のレベルや各ブラシごとのパラメータ調整も細かく手を加えていますね。ブラシも基本的には全部自分でカスタマイズしたものを使っています。
──線画を終えて次に塗りの作業に入りますが、ラフの段階で大体の配色も決まっているようですね。
そうですね、おおよその色はラフの段階から付けていました。
普段ラフの段階から色を付けるかどうかは半々くらいなのですが、今回はボディスーツが特徴的だったのでラインの取り回しがどうなるかなというのを見るためにも、色を付けながら進めていった感じです。
他の参加者のラフもいただいて見ていたんですが、大体の方がラフにも色を付けているんですね。色を付けずにざっくりと描く僕のやり方だと雑なのかなとも……。
初期段階ではスーツの配色をオレンジ系で描いていたんですが、色々考えた上で赤に落ちつきました。なんだかんだで赤が好きなんです。この辺はコンセプト合わせというよりは直感頼りですね。
塗りの違いやテクスチャを用いて質感をつくりだす
──塗り分けのあとは陰影で立体感を出していく工程となっていますが、影の付け方はどうされていますか?
ベースを描いた時点で試しに光源を設定しておいて、上から、前から、奥から、一体どこから光があたっているとキャラクターが映えるのかを考えます。