【三沢光晴をめぐる証言vol.4】天龍源一郎インタビュー (2/6ページ)

日刊大衆

やっぱり何年経っても変わらない、ブレない男だなっていう感じを受けました。ぶっきらぼうだけどブレないところに感銘受けましたよ。

──その数カ月後でしたっけ、元一世風靡の武野功雄さんの披露宴で飲んだのは。天龍さんも三沢さんも酔っぱらって、一世風靡のメンバーと一触即発になったとか(苦笑)。

天龍 柳葉敏郎や哀川翔とかが怒ってましたよ(苦笑)。プロレスラーを結婚披露宴に呼んじゃいけないってやつですよ。三沢、小川(良成)、小橋(建太)と同じテーブルになって、久々だから嬉しくなっちゃって宴会場のお酒を俺たちが全部飲んじゃいましたよ。あの時は三沢と小川が組んで、俺を早く酔っぱらわせて帰らせようとしたんだよ(苦笑)。それで小橋を使って俺にガンガン飲ませて。でも小橋も酔っぱらって帝国ホテルのトイレを壊しちゃったけどね(苦笑)。俺は小川にタクシーに乗っけられて……気付いたら家でしたよ(苦笑)。三沢も酔っぱらってたなあ。二次会でゲーゲー吐いてたらしいから(苦笑)。

──ただ、仕事の場では翌00年に全日本の分裂騒動が起こって、三沢さんはプロレスリング・ノアを旗揚げし、天龍さんは馬場さんの奥さんで全日本のオーナーでもあった元子さんの要請で10年ぶりに全日本に復帰しました。当時はどういう気持ちだったんですか?

天龍 俺ね、三沢たちに凄く腹が立ったんだよね。「馬場さんが亡くなってたったの1年で、思うに任せないからって出て行って別の団体をやるのかよ!?」っていう気持ちが強かったね。ごっそり選手が抜けた時に「それだけはするなよ」って思ったのが正直なところですよ。で、元子さんが「馬場さんが残した全日本をグチャグチャにしたくない」ということで、ある人を通じて全日本に戻らないかという話がきて、俺のほうから元子さんに「全日本は大丈夫ですか?」って連絡したら、いろんなわだかまりを捨てて「源一郎君、全日本が困った時にはお願いするから」っていうことだったから全日本に戻ったんですよ。元子さんの中では俺へのわだかまりよりも「お父さんが可愛がっていた三沢君がこんなことをするとは思わなかった」という気持ちのほうが大きくて、俺を受け入れたと思うんですよね。俺はね、気持ちとしては三沢の気持ちもわかるよ、レスラーとしてね。

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