安倍首相「恐怖のマスコミ支配術」完全公開 (2/5ページ)
"都合のいい大義名分で争いを仕掛けて裸の王様が牛耳る世は……狂気"と高らかに歌い上げました」(前同)
これを放送したところから見ると、爆笑問題の件とは姿勢が逆のようにも思える。ところが、この歌詞が勝手(=都合のいい)な憲法解釈(=大義名分)で集団的自衛権を容認した安倍首相(=裸の王様)を揶揄したものと、NHK番組スタッフが解釈。サザン側に"自粛"を求めたという。
「NHK側は、最終段階まで"政治色は出してほしくない"と、サザンに強談判。ただ、最終的にはサザン人気の前にNHKが折れましたが、裏では相当もめたようです」(同)
NHKは「そのような要請をした事実はありません」(広報局)としているが、先のNHK関係者は「さもありなん」だという。
辛口で鳴る政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が嘆く。
「アーティストは表現の自由が担保されている存在です。それをメディア側が規制していくというのは、正直、NHKもここまで落ちたか、の感は否めません」
さらに、こんな話も。長州藩士・吉田松陰の妹・文(ふみ)を主人公とする放送中の大河ドラマ『花燃ゆ』の決定に当たり、
「その舞台、山口県は安倍首相の地元。これが、NHKが時の権力に"配慮"した結果だ、と言われているんです」(地元関係者)
そして地元に莫大な経済効果をもたらすことにもなる、と囁かれているのだ。
時の権力を厳しくチェックし、国民から絶大な信頼を得ていた"みなさまのNHK"が、あろうことか"安倍さまのNHK"に――? 一体、何があったのか?
「12年に誕生した第2次安倍政権は、すべての面で第1次政権時代の教訓を生かそうとしているリベンジ内閣です。その大きな教訓の一つとしているのが、マスコミとの距離感。これを間違えば政権の存亡自体に響くと、政権幹部は深く肝に銘じているんです」(前出・鈴木氏)
第1次政権時、多くのテレビ局が「消えた年金」問題や閣僚の失言問題を大きく取り上げ、それが07年参院選の敗因、最終的には政権崩壊へつながったと安倍首相は見ているという。
「その同じ轍を踏むまいと、第2次安倍政権では対マスコミ戦略に、かなりの重きを置いています。