SF初心者さんにオススメ。絶対に見たほうがいい傑作SF映画25選 (10/17ページ)
■『未来世紀ブラジル』(1985年、監督:テリー・ギリアム)
『BTTF』と同じ年に公開された『未来世紀ブラジル』は、おそらく最もダークでストーリーが破綻していて、観客を恐怖させたSFコメディ映画といえるでしょう。
タイプミスが原因で無関係な男性がテロの容疑者として連行されるということ、張り巡らされたダクトの意味、非合法のダクト修理屋...。映画の要素を文字で書くと大したことではないように感じますが、映像化されたそれらに観客は混乱させられること間違いなし。
恐らく、今だったら作れないであろう奇抜な作品で、ハリウッドならば確実にゴーサインがでないと思われます。本作は多くの人が考える「ダークフィルム」や「ディストピア映画の作り方」の概念を覆しました。
■『ロボコップ』(1987年、監督:ポール・バーホーベン)
『トロン』の独裁的な企業の強迫観念を異なる方向性にしたのが『ロボコップ』。強大な力を持ったオムニ社がデトロイト市警を乗っ取り、「デルタ・シティ」としてリニューアルさせようという計画を企て、そのひとつとして死んだ警官をロボットに改造したロボコップが誕生させられます。
『ダークナイト』より20年も前に「どうやって街の治安を守れば良いのか」ということに焦点を置いた作品で、サイバーパンクとフランケンシュタインを掛け合わせたようなアクション映画です。本作はバーホーベン監督の最高傑作と言えるのではないでしょうか。