SF初心者さんにオススメ。絶対に見たほうがいい傑作SF映画25選 (2/17ページ)
「SF映画の原点であり頂点」と言われる本作は、摩天楼の上層階に住む知識指導者階級と地下に暮らす労働階級と二極化された階層社会が舞台。上層階に住む青年と労働階に住む娘がひょんなことから出会い心を交わすも、娘の存在がこの階級社会のバランスを崩す脅威になることに恐れを抱いた青年の父親であり支配的権力者は、旧知の学者に娘を誘拐させ、その娘によく似たアンドロイドを作らせます。彼はこのアンドロイドを労働界に送り込んで、ストライキをしようとしていた労働者たちの団結を崩そうと計画していたのでした。
このアンドロイドは『スター・ウォーズ』シリーズのC3POのデザインに影響を与えたと言われています。
本作は非常に古い作品なので中々見ようという気持ちにならないかもしれません(訳者も映画学部の授業で強制的に見せられなければ自分からは見なかったかも)。しかし、『メトロポリス』はSFの世界に足を踏み入れようと思ったなら、最初に押さえておくべき作品です。
先にも書いたように、本作がSF映画界に与えた影響は非常に大きく、SF作品を見ていくと様々な場面や要素で「これも『メトロポリス』に影響を受けているな」と感じるものに出会います。そういった部分に気付くことができると、よりSF映画が面白く感じられるようになるのではないでしょうか。
なお、見るのであれば、欠落していたシーンを加えた完全復元版とオリジナルの両方を見ることをオススメします。
■『地球が静止する日』(1951年、監督:ロバート・ワイズ)
1950年代はSFブームで、エイリアンやモンスターが人間の生活を脅かすといった映画が数多く作られました。