【ドバイ生活編】スーパーのノンムスリムコーナーで、希少な豚肉を買ってみた! (4/5ページ)
例えば
1)豚はなんでも食べて、多産で節操のない交尾をする、貪欲かつ不浄な生き物だから
2)ひづめが割れていて食べ物を反すうする動物以外、食べてはいけないから(豚、馬、ロバなどは食べられない)
3)保存方法が確立していなかった昔は、豚肉の菌の繁殖の抑制ができなかったため食べなかった
など。いろいろな説があるようです。
「バレなきゃ食べるでしょ?」は、信者への侮辱
豚肉に対するムスリムの考えは、日本人には理解し難いことかもしれません。
以前、ある日本人が「豚肉も酒も、言わないでムスリムに食べさせればバレないでしょう?」「“郷に入っては郷に従え”っていうけれども、ムスリムって日本に来たら、ラマダン中でもご飯食べるんだよね?食べてもらわないと仕事上、困るんだけどな」など、あまりにも無知・無理解で相手を尊重する気持ちがない発言を聞いて、とても腹立たしく、悲しくなったことがあります。彼らは日本で活躍するエジプト出身のムスリムの力士・大砂嵐が、ラマダン中は日の出から日の入りまでの時間は断食して、場所に臨んでいることを知らないのでしょうか…?
豚肉やアルコールを摂取しないのは宗教上の問題であって、彼らの趣味や好みで食べないわけではありません。
日本人特有の“気合と根性”で、何とかできる問題ではありません。
無理矢理食べさせるようなことをすれば、神への冒涜(ぼうとく)、ムスリムへの侮辱と同じです。
もし、こんな調子で本当にムスリムを騙してアルコールや豚肉を食べさせて事実が明らかになった場合、一部の心無い日本人の行いで、日本人全員のイメージが悪くなるでしょう。
ましてやこれが企業との取引が絡んだ場合、最悪の場合、国際問題にも発展しかねません。
中には豚肉やアルコールを飲食するムスリムも…?
とはいえ、ムスリムだから絶対に豚肉やアルコールを口にしない、という訳ではありません。