【全文掲載】小泉進次郎氏が陸上自衛隊学校卒業生に贈った祝辞に感動する (1/3ページ)
端整な顔立ちもさることながら、歯に衣着せぬ発言や人の心を惹きつける話術にも定評がある自民党の小泉進次郎氏。 2012年に陸上自衛隊高等工科学校(横須賀市)で行われた卒業式でのスピーチが素晴らしいと話題です。
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219名の第55期のみなさん、卒業おめでとうございます。また、ご家族、保護者のみなさん、教職員、学校長をはじめ、多くの関係者の皆さんに対してもご卒業お喜びを申し上げます。
私は1年前の卒業式のことを忘れることができません。3月13日でした。震災から2日後、同じこの会場で卒業式が行われました。卒業式の間、保護者の皆さんが持っている携帯電話が鳴り、大きくはなかったですが、地震の揺れを感じました。誰もが震災の2日後で、まだ緊張感を持っている。そういう卒業式でありました。おそらく卒業生の皆さんは、今の在校生が座っている席に座っていたと思います。
そして去年は、保護者の席がいくつか空いている席がありました。震災の影響で、お子さんの卒業式に駆けつけることができなかった、多くの保護者の皆さんもいらっしゃいました。そのことを考えた時に、今日このように、多くの方が一同に会して219名の皆さんの卒業をお祝いできることを、私も心から嬉しく思います。
横須賀で生活をしていると、色々な場面で本校の生徒さんとお会いする機会があります。震災後、横須賀中央駅の前で街頭募金をやっていた時に、生徒さんの何人かが募金をしてくれたことを今でも覚えています。
皆さんが外出を許されて、横須賀で遊んでいる時にたまたま会って、私が「高工生でしょ?」そう言うと、「何でわかるんですか?」「雰囲気でわかるよ」と、そう言って笑い合ったことも覚えています。
私は皆さんを見ると、「これからの自衛隊、これからの日本は大丈夫」そういう希望を持ちます。特に、東北の被災地の皆さんは、今回の震災を機に、どれだけ皆さんに対して感謝の念を持っているか、希望を感じているか。卒業生の皆さんの中で、まだ1度も被災地に足を運んでいない方がいたら、ぜひ機会を見つけて、自分の目で、自分の肌でそれを感じてきていただきたいと思います。