日本を襲う未曾有巨大地震で「崩壊する高速道路」危険マップ (2/3ページ)

日刊大衆


「三陸道や仙台東部道路などの新しい路線よりも、建設時期が古い東北道のほうが、震源から遠いにもかかわらずダメージがひどかったですね。なかでも宮城県栗原市近辺や福島県須賀川市近辺など、地盤が弱いとされる地域の道路は歪みやひび割れ、崩落が特に目立っていましたから、建設時期や地盤を知っておくことが、いざという時に自分の命を救ってくれるかもしれません」(前出・村松氏)
津波に飲み込まれる危険区間

日本の高速道路を運営・管理する『NEXCO』によると、現在、供用されている全国の9000キロの高速道路のうち、約4割にあたる3700キロが供用から30年以上経過。この区間では経年劣化のリスクが高まっているという。
「日本で初めて開通した名神高速(1963年~65年7月)は、その全線が供用から今年で50年が経過。しかも、日本の大動脈として交通量が多い区間でもありますから、道路自体の負担が尋常ではない。巨大地震が発生した場合には、大きな被害が想定されます」(大手建設会社社員)

さらに、東名高速の全線のほか、東北道、中央道、中国道、九州道においても、かなりの区間で供用から40年以上が経過している。
また、通常の道路以上に注意が必要とされるのがトンネルや橋だ。

2012年12月に発生した中央道・笹子トンネル(山梨県大月市)の天井板落下事故では、史上最悪となる9人が死亡。130メートルの天井が崩落するだけで、この惨劇なのだ。
「この事故の発生原因として、トンネルの老朽化が第一に挙げられますが、同時に、いずれも11年に発生した東日本大震災や長野県北部地震(M6・7)の影響も指摘されています。地震の揺れや、それに伴う地殻活動がトンネルの歪みやズレを招いているということです。揺れているその時だけでなく、間を置いて事故を引き起こすこともありえますから、ただ走行するのではなく、異音や、わずかな変化を探ることも重要になります」(前同)

NEXCOの発表によると、30年以上経過している橋梁は全体の4割、トンネルでは約2割を占めているというから、命を守るうえで決して無視できない。

また、高速道路の危険を探るうえで忘れてはいけないのが、首都高だ。
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