【アニメキャラの魅力】いつか素敵なおかみさんに!?ぼんぼる直進少女「松前緒花」の魅力とは?『花咲くいろは』 (1/2ページ)
『花咲くいろは』は、石川県の架空の温泉地・湯乃鷺温泉を舞台としたオリジナルアニメです。「働くこと」の大変さや楽しさを正面から真摯に描いたこの作品は高い評価を得ました。このアニメは、現在では青春アニメに定評があるアニメスタジオ・P.A.WORKSの初めてのオリジナルです。今回ご紹介する主人公の「松前緒花」は、祖母の「四十万(しじま)スイ」の経営する温泉旅館「喜翆荘」で働くことになった高校生です。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■夢想と現実
緒花は、人間的にはダメなシングルマザーに幼い頃から家事全般を押し付けられたお陰で、料理や裁縫などひと通りのことができるようになっていますが、何も起こらずドラマのない日々に倦んでいました。それゆえ、今とは違う自分になることを夢想し、「身を滅ぼす」ようなことになったとしても今よりドラマチックでいい・・・などと思っていました。
そんな生活が急転直下、母がかさんだ借金のために夜逃げする恋人についていくことになり、緒花は母の実家である喜翆荘に送り出されました。そんな状況も緒花は変わるチャンスと前向きに捉え、都合のいい夢想をします。
ところが、実際に出会った祖母はお客様が全ての仕事人。緒花は衣食住と学業を保証される代わりに喜翆荘で仲居として働くことになりました。現実の祖母と仲居の仕事は想像以上に厳しく、緒花は夢を見るどころではなくなります・・・。
■恋愛オンチ
東京を離れる直前、緒花は幼なじみの「種村孝一」に告白されるものの、返事をできないまま旅立ちます。孝一のメールや電話は喜翆荘で様々な問題にぶつかる緒花の励みになりますが、肝心の返事は保留にしたままでした。東京に一時帰った時に、緒花は孝一のバイト先の同僚(孝一に告白したことのある女の子)から、「孝一の気持ちを開放してほしい」と要求され、やっと自分が自分のことしか考えておらず、孝一の気持ちを考えていなかったことに気付きます。
孝一のことを好きだという気持ちを自覚した緒花ですが、孝一にふられたと一方的に思い込み、仕事に打ち込んで吹っ切ろうとします。