世界が終わるのも悪くないと思える楽しい終末作品8選 (3/5ページ)

Kotaku


■『大地は永遠に』(小説)

意識高い系の主人公


近年、地球が突然戦争や病気といったもので住民を失い、その後何年にも渡って暴力や重苦しい雰囲気に包まれるといったタイプの終末/ディストピアものがメジャーです。

しかし、ジョージ・R・スチュワートの『大地は永遠に』の主人公イシャーウッド(イシュ)はウィルスの被害を免れ、世界中のほとんどの人々が死んでしまった事実に直面した後に、「人類文明の保存並びに復興」という非常に真面目で前向きな目的を掲げて奮闘します。

意識の高い人達だけで構成した小さなコミュニティーを作り、その中でかつての文明を活かしつつ、自給自足で暮らすのです。そうして数々の困難を乗り越え、コミュニティーも成長していきます。

そこで長となったイシュは、かつてのアメリカ文化を知る唯一の人物となります。新しい世界を生きる人々の中では、教養よりも迷信の方が一般的になりますが、終末前の悪い習慣がなくなり、新たな道を歩み始めたのも悪くないとイシュは思うのです。


■『スペースダンディ』第4話「死んでも死にきれない時もあるじゃんよ」(アニメ)

平等になれば争いも起こらない


ゾンビウィルスを持ったエイリアンに噛まれたアロハオエ号のクルー、ミャウがゾンビになったことを皮切りに、ロボットを含む全ての生物がゾンビになってしまいます。

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