世界が終わるのも悪くないと思える楽しい終末作品8選 (5/5ページ)
■『ザ・スタンド』(小説、TVミニシリーズ)
読み応えのあるものを探している人にぴったり
殺人ウィルスによってほぼ壊滅状態になったアメリカで、生き残った人間たちが善と悪の戦いを繰り広げる、スティーブン・キングのポスト・アポカリプス・ホラー超長編小説。
預言者の夢に導かれてコロラド州のボルダーを目指し、協力、勤勉、民主主義を基本とする新しい文明を育もうとする善の生存者と、ラスベガスに住むランドール・フラッグをリーダーとする悪の生存者達が『ロード・オブ・ザ・リング』的な戦いを繰り広げる壮大なストーリーです。
現在、映画化の話が進んでおり、4部作になるかもしれないとのこと。公開前に、中だるみすることなく一気に読める超長編小説ということで大人気の『ザ・スタンド』を押さえておくと良いかもしれません。
■『人類滅亡-Life After People-』(TV)
訳者一番のオススメ
建物、資源、家庭で飼われていたペットや野生動物、人間が突如として消え、手入れする人間がいなくなったらどうなるのか...? といった滅亡後の世界への疑問を、コンピューターグラフィックを使って科学的に分析していく人気シリーズです。
番組では最終的に自然が世界を癒し、急速に人間が破壊活動(発展ともいう)をする前の姿に復活させるだろうと結論付けます。その世界を見ると、地球上から人間がいなくなってしまうのは悲しいことに違いありませんが、決して悪く無いと思えるのではないでしょうか。
[via io9]
(中川真知子)