47都道府県「おらが町の自衛隊」こんなに凄い!完全ガイド (2/6ページ)
まどろっこしい名前ですが、要は"現代の連合艦隊"です」(黒鉦氏)
各護衛隊群はイージス護衛艦、各種護衛艦、潜水艦、哨戒ヘリから成り、これらを支援する各種航空機や支援艦艇がある。司令部は横須賀、舞鶴、呉、佐世保となっている。
最後に航空自衛隊。空自は全国を北から、北部、中部、西部の3つの航空方面隊と、南西航空混成団から成る4つの空域に分けており、各エリアごとに戦闘機部隊や、地対空ミサイル部隊(PAC=ペトリオット)を配置している。
「空自の最重要任務は領空侵犯対処ですが、昨年度の空自戦闘機のスクランブルは943回でした。これは、過去最高を記録した1984年とほぼ同数ですが、その約半数は中国軍機に対処したものです」(空自関係者)
エリア別に見ても、基地戦闘機部隊のスクランブル回数が最も多かったのは、尖閣諸島を含む空域を管轄する南西航空混成団。那覇基地からは、ひっきりなしにスクランブルのため急発進するF-15J戦闘機の姿が目撃されている。
「もうひとつ、空自の重要な任務にレーダーサイトの管理があります。レーダーサイトは日本全国に28か所設置されており、見晴らしのよい高台や、山頂に設置されています。このレーダーサイトを管理するのが、空自分屯基地の警戒隊の隊員です。現代の航空戦はレーダーで、いかに早く敵機を捕捉するかが勝敗を決めます。湾岸、イラク戦争で、開戦直後に多国籍軍がイラク軍のレーダー施設にミサイルを撃ち込み破壊したのは、そのためです」(前出の黒鉦氏)
一見地味に見えるが、これぞ、まさに"縁の下の力持ち"かもしれない。
それでは以下、北から順に「おらが町の自衛隊」を眺めていこう。
「特殊作戦」の最強は千葉県!!
「北海道は、他の地域を寄せつけない"オンリーワンの強さ"を誇っています」
と断言するのは、軍事フォトジャーナリストの菊池雅之氏だ。
「北海道は冷戦期に最大の仮想敵であるソ連軍の上陸侵攻を防ぐために、極めて手厚い陸上戦力が投入されているんです。