47都道府県「おらが町の自衛隊」こんなに凄い!完全ガイド (3/6ページ)
陸自が保有する戦車の大半と、戦車に随行して戦う89式装甲戦闘車、強力な火力で敵陣地を砲撃する99式155ミリ自走榴弾(りゅうだん)砲などはすべて、北海道のみで運用されています」(菊池氏)
北海道には、3個師団に加え、1個旅団が設置されている。
「大規模な演習場もあるため、戦車部隊以下あらゆる部隊が精強無比です。人員や装備など、陸自戦力の4分の1が北海道に集中しており、北海道のみで、小国の軍隊に引けを取らないほどの戦力がありますよ」(前出の井上氏)
ちなみに、北海道には、千歳にF-15J戦闘機の部隊もあり、空軍戦力も充実している。
「『さっぽろ雪まつり』など地元住民との交流も盛んです。雪まつりでは自衛隊が巨大な雪像を作るのが恒例。隊員も、雪まつりの担当を命じられることを名誉に思っています」(前出の菊池氏)
東北北部も高い戦力を誇っている。
「青森には海自の拠点である大湊があり、空自の三沢基地のF-2戦闘機は、対艦攻撃もこなす万能機。陸は、雪深い八甲田山系で過酷な冬季訓練を行う第5普通科連隊がいます。青森に"死角"は見当たらないですね」(菊池氏)
岩手駐屯地には、74式戦車の第9戦車大隊と空自のレーダーサイト、秋田には第21普通科連隊と、空自のレーダーサイトがある。青森、秋田、岩手の3県を合わせた戦力は凄まじい。東北南部3県は、これより戦力的には劣る。
「中心となるのは宮城ですね。仙台には東北方面隊の総監部が置かれ、多賀城(たがじょう)駐屯地には第22普通科連隊、大和(たいわ)駐屯地には74式戦車の部隊があります。また、芭蕉の句でお馴染みの空自松島基地には、曲技飛行でお馴染みのブルーインパルスの部隊がありますからね。F-2戦闘機の教育部隊もあるため、有事の際は空戦も可能です」(黒鉦氏)
続いて日本海側エリア、新潟と北陸に目を移そう。
「新潟港は、有事の際に米海軍の巨大空母も係留可能な要衝です」(黒鉦氏)
富山、福井両県は残念ながら目立った戦力はなし。
「北陸で気を吐くのは、石川。