墓前へのお供えの花、実は墓参者の気持ちを少しでも和らげるためのものでもあった! (2/2ページ)
「ぶっちゃけ寺」によれば、仏様は温かいもの、甘いものが好きだが、神様は冷たいもの、辛いものが好きらしい。父方の祖母も(高血圧なだけあって)生前は塩辛いものの方が好きだった。ここは、父方の祖母は神様とご縁があると、かなり前向きな解釈をしよう。こちらの祖母には、冷えたビールと柿の種や焼き鳥缶がいいだろうか。とにかく祖母たちには好きなものを好きなだけ摂ってもらいたい。
■墓前へのお花は、墓地の暗いイメージを払拭し、墓参者の気持ちを和らげるためのもの!
これもまた「ぶっちゃけ寺」から得た知識だが、墓前に供えられる花は、実は墓参する人のために供えるものらしい。
墓地はその雰囲気から、どちらかといえば気持ちが暗くなりがちなので、その人達の気持ちが沈まないように、少しでも気持ちが明るくなるようにする意味があるらしい。
番組を観た後で考えたのだが、もしかしたら他の供物も、ある意味墓参者のためのものではないだろうか。墓参者自身が、「故人は今、好きな物を食べて満足している、喜んでいる、そうであって欲しい。」と願っているのかもしれない。確かに私も、祖母たちが今は常に満足していて幸せな状態であると思うと安心できるし、気持ちが上向きになる。そう考えると、墓前に供えられるものは全て、実は故人・墓参者双方のために供えられるものなのかも知れない。
■葬儀に関連すること全てが本人と、後に墓参者となる遺族のためのもの
そこからさらに考えると、生前葬や葬儀のシミュレーションも、ある意味墓参者のために行われているといえないだろうか。私は、葬儀のシミュレーションは、被葬者となる本人が生前に安心するために行うと思っていたが、安心したいと思っているのは家族も友人知人も同じではないだろうか。被葬者となる本人が納得・満足した顔を見て周囲も安心しているのではないだろうか。
葬儀のシミュレーションからお供え物まで、一つ一つが故人・墓参者双方にとり大切なものであると思えた。