【アニメキャラの魅力】地球生まれのふにゃふにゃ不思議系天才ハッカー「エド」の魅力とは?『カウボーイ・ビバップ』 (1/3ページ)

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(C)サンライズ
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 漁船を改造したおんぼろ宇宙船『ビバップ号』で、2071年の宇宙を旅する賞金稼ぎ(カウボーイ)達の活躍を描いたSFアニメ作品『カウボーイ・ビバップ』。地球で起こった、とある「落書き事件」をきっかけに、ビバップ号に乗り込むことになったのが、今回ご紹介する「ラディカルエドワード」の異名を持つ天才ハッカー「エド」です。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■予測不能な行動、理解不能な言動

 本名「エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世」(自分でつけたので本名ではない)。軟体動物のようなふにゃふにゃした動きと喋り方、みかん箱を外装に使ったハッキング用のお手製PCとともにビバップ号に乗り込んだ、弱冠13歳の天才ハッカーです。少年のような見た目ですが女の子で、ウエルシュコーギーの「アイン」とはとても良いコンビです。

 『カウボーイビバップ』の世界では、人々は「位相差空間ゲート」と呼ばれるワープ技術のようなものを使い、太陽系を宇宙船で往来しています。そんな時代において、エドは地球生まれ地球育ちです。当然、火星生まれのスパイク達とは常識が違い、ビバップ号に乗りこんだ後も、自由奔放なわけのわからない行動でスパイク達を困らせます。

 実は、「エド」というキャラクターは、『カウボーイビバップ』において人々が宇宙に生活圏を移した理由の裏付けにもなっているのです。40年前、月での位相差空間ゲートの実験中に大事故が発生し、月の表面が大きく削れ地球に降り注ぎ壊滅的な被害をもたらしました。この事態により地球は死の星と化し、人々は宇宙に逃れていきます。しかし、そんな中でも生活圏を地下に移し、地球に残った人々もいました。「エド」はそんな人々の末裔なのです。

 地球に取り残された人々は、宇宙の様子を通信でしか知ることができません。つまり、コンピューターは地球に住む人々にとって宇宙との繋がりであり、生命線なのです。そんな土壌があったからこそ、地球には“ネット世界を自由自在に泳いでいくハッカーが生まれやすい”という流れが出来上がります。

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