墓石破壊詐欺ってなに?高齢化社会に伴い、実はこんなにあったお墓を狙った悪徳商法! (1/2ページ)
社会が高齢化すると、注目されるものがお墓販売に関わる商売である。しかし反面、お墓の需要が増えて、取引や販売件数も増えるとなると、必ず詐欺などの悪徳商法が問題視される。
■「安いのに高品質」を売り文句にする品質偽装と売り逃げ!
まず、具体的に問題となっている例は、墓石の「品質偽装」と「売り逃げ」に関する問題である。
お墓というものは、家と並んで人生の中で数少ないながらも、その金額が非常に大きくなる買い物といえる。中でも、墓石が高価なものとされる所以は、貴重な国産のものを扱っている場合が多いからである。そこで実際の悪徳商法では、買い手の「お墓にかかる費用を安く抑えたい」、「でも墓石はいいものにしたい」という2つの思いの心理的急所が突かれやすい。
具体的には、海外から横流しした加工すらされていない粗悪な墓石を「国産だけど今だけ大特価セール」などと銘打って、消費者に現物を見せることなく買わせることが多い。もちろん蓋を開けてみれば、使い物にならない大きな石が残るだけで、返品しようと思っても、連絡がつかない。これが「売り逃げ」である。
■詐欺グループ自らがお墓を壊して、そのタイミングでお墓を売りつける悪徳商法
次に紹介する例は、最近よく耳にするようになった「墓石破壊詐欺」という悪徳商法についてである。
仕組みはいたってシンプルで、詐欺グループの一味が夜中のうちにコッソリとターゲットのお墓を壊しておき、ターゲットが破壊されたお墓を確認して動揺したところに、詐欺グループがつけこむかたちで、お墓を売り込む方法をとっている。
この時のポイントは、販売業者からお墓を進められるタイミングが如何にも都合が良すぎる点や、墓石が異様に安価な点、はたまた墓石だけでなく、セキュリティ万全を売りにする架空の霊園まで売り込まれる点だといえる。この「墓石破壊詐欺」も先の具体例同様に、買い手の動揺という心理的急所を的確についてくるために、十分に注意したい。
■東日本大震災で実際に起こった詐欺!
最後は、ニュースにもなった東日本大震災後に流されたお墓と遺骨をめぐる詐欺の実例である。