わりとマジでやばい。身の危険を感じずにはいられない世界10の島 (3/7ページ)

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・7.放射性物質の恐怖: ビュルネイ島、ベア島


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 北ヨーロッパの最北沖、644キロの地点にあり、スヴァールバル群島最南端の島。ホッキョクグマが生息していたため、クマ島という名で知られているが、どこからアプローチするにしても遠い。

 不毛な崖が切り立った絶海の孤島であり、極端に雨も少ないが、いちおう人が住むことはできる。しかし、南西沖にソ連の原子力潜水艦 Komsomolets号が沈んでいるため、原子炉からの汚染が疑われ、島の汚染が心配されている。ノルウェー北極学会の科学者による自然保護区として使われている。・6. 隔離された恐怖:ブーベ島


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 南アフリカから南西に2400キロ離れた場所にある、90%以上が氷河に覆われた火山島。もともとイギリス領だったが、1937年にノルウェー領となった、南極大陸に一番近い無人島で(1770キロ)、人に会える一番近い場所は、2250キロ北西の南アフリカのアグラス岬。このため、世界で一番遠い島の名をもつ。

 30キロ四方の島で人が住んだことはないが、海鳥の重要な繁殖地になっている。マカロニペンギン、クロハラウミツバメ、ワタリアホウドリ、ズグロミズナギドリなどの在来種がいるし、ナンキョクオットセイが子育てすることも知られている。平均気温はマイナス1℃。風速24メートル、ごつごつした荒い土地は、人を寄せつけず、探検家にとっても過酷な島。隔絶した危険な島で、上陸するにはノルウェー政府の許可がいる。
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