ブーム再燃か?軽オープンスポーツカー ホンダS660人気の理由 (2/6ページ)
■ 背高軽自動車とは一線を画す走り
S660はエンジンをN-WGN、N-BOX、N-ONEといったホンダNシリーズと共用するがターボを小型化し高レスポンスを実現、それをミッドシップに搭載し後輪を駆動するMRである。重心は低く、フロントが軽いために俊敏な身のこなしが可能で、重心が高くユラユラしがちな背高軽自動車とは次元が違うコーナリングを見せつける。

またこの高性能を安全で裏打ちするために、4輪ディスクブレーキの採用、ハイグリップタイヤ、アドバンネオバの極太サイズを標準装備する。
現代車らしくスピンを抑制する車両安定装置、VSAが装備されるがさらに俊敏さを演出するためのギミック、アジャイル・ハンドリング・アシストを軽自動車として初めて装備し、コーナリング時前輪の内側にブレーキを少しだけかけて、曲がりにくいアンダーステアを解消する。これらの電子制御のおかげで、どんな技量のドライバーでも、ミニバンや背高軽自動車から乗り換えたとしても違和感なく、安全に速く走ることができる。
その技術力の高さに、さすがF1に復帰したホンダだけのことはある、と唸らされることだろう。
■ 爽快なオープンエアー
忘れてはならないのは、このS660がオープンカーであるということだ。ルーフはあの名門ロータス社のエリーゼと同じ仕組みのロールトップを採用。脱着には毎回シートから降り、数分かけて行う必要がある。

電動や片手で開閉できるオープンカーがある現代ではあるが、古き良きスポーツカーに乗るための儀式、と考え手間というよりもこれを愉しみにするのが正解だ。