ブーム再燃か?軽オープンスポーツカー ホンダS660人気の理由 (4/6ページ)
また日産GT-Rも毎年改良が施されるものの、デビューから7年以上経過したオーディオ・ナビについては手つかずのままだという。
■ スマホナビへのシフト
S660がビルトインナビを装備しなかった理由は大きくわけて2つあるだろう。1つは開発コストの面、もう一つは将来性の面。前述したようにスポーツカーのモデルライフは長く、仮に8年としてもその間スマホは進化している。逆に考えてみよう、8年前、スマホはどうだったのかと。
スマホの元祖となる8年前に iPhoneが誕生している。そして毎年マイナーモデルチェンジ、2年に1度はフルモデルチェンジされ、その機能や性能はウナギのぼりだ。一方操作性、ユーザーインターフェースは一貫性をもっており迷うことなく使うことができる。
ホンダはスマホ用のインターナビ・ポケットを開発、ホンダユーザーへ提供している。いわゆるスマホナビだが、その基本性能はビルトインナビと共通、ホストと通信することでプローブカーにより得られたビッグデータを利用、渋滞をリアルタイムに回避することができる。その性能、確からしさは折り紙つきだ。
ホンダはS660専用のビルトインナビを開発しない代わりに、スマホナビの利用でコストと将来性の課題をクリアしたのだ。
■ スマホナビの限界とOBD2の利用
通信機能が最初からサポートされるスマホナビはビッグデータ時代にはピッタリのソリューションだ。しかし弱点がないわけではない。それは自車位置の特定がスマホのGPSを利用するために、トンネル内や高速道路の高架下の道の場合に不正確になるためだ。
GPSレーダー探知機でも同様の問題を抱えているが、ユピテルではOBD2端子を使うことで自車位置の正確性をあげ、トンネル内のオービスにも対応している。
OBD2端子とは1996年以降アメリカで販売する新車に装備が義務付けられたデータリンクコネクターであり、車両故障診断から燃費、エンジン負荷データなど様々な情報を得られる。