睡眠不足が健康に与える9つの健康被害 (4/4ページ)
活性化が適正であれば、将来の出来事を予測するうえで役に立つ。しかし、心配性の人ではそれが過度に働いてしまう。この研究では、18名の若い成人被験者に24時間起きていてもらった。すると、脳の予測反応が大幅に増幅されたが、心配性の人ではその度合いが特に大きかった。
■ 8. 正常な発達を損なう
人間の赤ちゃんはいつも寝ている。それはミバエの子供でもそうだ。そして、少なくともミバエの場合は、そうした睡眠を阻害すると長期的な悪影響が出る。ある研究では、ミバエの遺伝子を改変して、ふ化した後にあまり眠らないようにした。すると、成長した後に脳の特定の部分、とりわけ求愛行動に関する部分が際立って小さいことが判明した。あまり眠らなかった人間の赤ちゃんが同様にデート下手になるのかどうかは明らかではないが、幼児期の睡眠不足が恒久的な脳の発達低下につながることを示唆している。
■ 9. 死亡率が上昇
睡眠不足は寿命まで縮めてしまう。1741名の被験者を追跡調査(男性は12年、女性は10年)した研究では、睡眠時間が6時間未満の男性は死亡率が21%高かった。女性の場合は5%とわずかな上昇だった。この結果は、年齢や人種、さらには睡眠不足を起因として起こりうる喫煙、飲酒、鬱、高BMIといった要素を調整してから得られたものだ。 つまり、睡眠不足は若死にいたる不健康な習慣につながるだけではないということだ。睡眠不足自体が人を殺すのだ。
via:mentalfloss・原文翻訳:hiroching