サラサラとベタベタはどう違う? 臨床内科専門医に聞く、汗の疑問を徹底検証 (2/2ページ)

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汗は、体温を調節するという重要な役割があります。体温が上昇すると、汗を出して体から熱を逃がすように働きます。

風邪やインフルエンザなどにかかると、侵入したウイルスと免疫細胞が戦うために、体温が上がります。汗を出そうと厚着をする、布団や毛布を重ねてかけると、汗が蒸発せずに熱が体内にこもります。すると体力を消耗し、病気の症状が悪化することもあります。

また、大量に発汗すると体内の水分が急速に失われるので、脱水症になる恐れもあります。

発熱時は無理に汗を出そうとしないで、自然と熱が下がるまで体の様子を見ましょう。

<疑問4> 飲む水分量を減らすと、汗は出にくくなる?

正木医師 汗の量は変わりません。汗は、体温調節時や緊張するとき、辛いものを食べたときなどに生理的な反応として出るので、意識して調整できるわけではありません。

また健康な状態で大量の水分を飲んでも、体に必要な量以上は尿として排出されるので、汗の量が急激に増えることはありません。

汗をかくのは避けたいと思いがちですが、汗は体にとって必要かつ重要な働きがあるということです。自然な汗は出す方がよい、また、日ごろから汗をかくことこそがベタベタの不快な汗を避けて、サラサラのにおわない汗を出すことにつながるそうです。

ぜひ参考にしてください。

(藤井空/ユンブル)

取材協力・監修 正木初美氏。日本臨床内科医会専門医、大阪府内科医会理事、日本内科学会認定医、日本医師会認定スポーツ医、日本医師会認定産業医、正木クリニック院長。
正木クリニック:大阪府大阪市生野区桃谷2-18-9
http://masaki-clinic.net/wp/

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