ジャス、ケッタマシン、ラーフル、ジャミジャミ...知ってた?「昭和四大方言」 (2/2ページ)
その後、昭和40年代ごろに方言研究家などに「ラーフル」が注目され、「鹿児島県人は黒板消しをラーフルと呼ぶ」ということが全国的に広まったらしい。
次は、名古屋の「ケッタマシン」。
ケッタマシン。画像はイメージです(halfrainさん撮影、flickrより)

名古屋を中心に東海地方の広い範囲で使われる「ケッタマシン」は、自転車を指す方言。略称の「ケッタ」や、派生形の「ケッタリング」などそのバリエーションは多い。言葉の由来は、「蹴ったくりマシーン」というのが通説。鳥山明さんの「Dr.スランプ」(連載は昭和50年代)に登場したことで、全国的な知名度が急上昇したようだ。
最後は、福井の「ジャミジャミ」。

これが「ジャミジャミ」。画像はイメージです(Mysidさん撮影、wikimedia commonsより)
福井県のほか、富山や岐阜など中部地方の北西地域で使われる「ジャミジャミ」は、テレビの砂嵐を表す方言。「ジャミジャミになってる」などと使われる。もともとは、「目が疲れてしょぼしょぼしたり、かすんで見えたりする様子」を指す言葉だったが、昭和に入りテレビが普及した後に、画面の砂嵐状態を指す際にも使われるようになったという。
ここまで紹介してきた昭和四大方言のなかには、平成となった現在では使う地元民が徐々に減ってきている言葉もあるようで、ネットでは「地元民だけど知らなかった...」といった声もいくつか見られた。そう考えると、選ばれた基準はさておき、昭和という時代を代表する方言であることは確かといえそうだ。