『とんねるず』が過小評価されすぎてないか? (1/4ページ)
とんねるずが過小評価されていないだろうか?
とんねるずの冠番組は現在、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系列)のみ。打ち切り説がささやかれたり、面白くないという意見があったりと、どうも否定的な意見が目立つ印象がある。
だが、とんねるずはもっと評価されるべきだ。
その凄さを、本稿で伝えることができればと思う。
画像出典:広告批評 1995年8/9月号 186号(戦後広告50年史年表)資生堂・キャンペーンガール
■影響を受けた芸人たち
とんねるずの凄さを語るうえで、まず、とんねるずの影響を受けている芸人が数多くいるというのは分かりやすい事実だろう。
代表的な芸人を列挙してみると、おぎやはぎ、バナナマン、ずん、次長課長、タカアンドトシ、ラーメンズ、東京03などがあげられ、それ以外にはウッチャンナンチャンなど、関東のお笑い界で活躍する芸人はほぼ影響を受けていると言える。
さらには大御所である笑福亭鶴瓶も、自身の番組で後輩である彼らに対して、今でも憧れている芸人だと公言している。