ラスベガスのきらびやかな世界の裏側にひっそりと点在するネバダ州6つのゴーストタウン (6/7ページ)
町にはホテルもあり、魚の種類も豊富で、住民も優しいという。・6. ゴールド・ポイント ネバダ州エスメラルダ郡
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人里離れたゴールド・ポイントの廃墟 image credit:Vivaverdi/CC BY 3.0
歴史のその時々によって、ライム・ポイント、ホーンシルバーとしても知られるゴールド・ポイントは、ほかの鉱山町よりも成功した町だ。
大恐慌から第二次世界大戦まで、重要性の低い鉱山が閉鎖を求められていた時期でさえ、産出量は多かったからだ。だがこの後、町の大部分が放棄され、もしラスベガスの壁紙屋のハーブ・ロビンスが、ゴールド・ポイントを訪ねて、その魅力にぞっこんにならなかったら、ここは永久に埋もれてしまっていただろう。
ロビンスと友人は、この町で売りに出ていた家をそれぞれ買い(のちにほかの人もこれに追従することになった)、ラスベガスで大きく当てて、ゴールド・ポイントを丸ごと買ったのだ。彼は一般に公開するために、廃墟の修復に取りかかり、同時に消防署長と保安官も兼任した。
訪れる者は、ゴールド・ポイントで足を止め、しばらく滞在する。長らく風雨にさらされていた小屋も美しくよみがえり、中には貴重なアンティーク家具がしつらえられている。