大東駿介、作品を通して「8歳でいなくなった亡き父と向き合った」<インタビュー> (1/5ページ)

マイナビウーマン

大東駿介、作品を通して「8歳でいなくなった亡き父と向き合った」<インタビュー>
大東駿介、作品を通して「8歳でいなくなった亡き父と向き合った」<インタビュー>

人気ミステリー作家・湊かなえさんのベストセラー「望郷」。故郷や家族に対する思いを繊細に描いた同作が、大東駿介さんと貫地谷しほりさんをW主演に迎えて完全映画化(2017年9月16日公開)。今回マイナビウーマンは、教師だった亡き父に後悔を持ちながら、同じく教師として働く息子・航役を演じた大東さんにインタビュー。映画を通して感じた「自身の故郷と家族に対する思い」について、じっくりお話を聞きました。

「あ、湊作品やってるな」実感があった今作

今回、湊かなえさん原作の『望郷』を演じるにあたって、大東さんのなかにはどんな思いがあったのでしょうか? まずは撮影中のお話を中心に、湊さんや監督とのエピソードを語ってもらいました。

――原作である湊かなえさんの作品は読まれましたか?

もちろん読みました。今回、湊さん原作の作品に出演するのは2回目なんです。はじめて湊さんの作品に出演したのは『白ゆき姫殺人事件』(2014年)という映画でした。まあ、撮影は10分くらいで終わったんですけど(笑)。当時は「この役だから。あとはアドリブで」って言われて。一発本番、一発OKで撮りました。あれはあれで楽しかったな。

――では、今回『望郷』の出演が決まったときのお気持ちは?

やっぱりうれしかったですね。今回はがっつり撮影期間もあったので「あ、湊作品やってるな」って実感がありました。

――湊さんとは実際にお会いされましたか?

はい。このあいだ、映画の撮影を行っていた因島(広島県尾道市)でお会いしました。因島は、湊さんの本当の故郷なんですけど、実際に来てくださって。同時期に僕が『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』(テレビ東京系)というドラマに出演していたんですが、湊さんがファンだそうで「娘も大好きで一緒に観てます」と話してくださったんです。だから、あとでDVDボックスをプレゼントしました。

――そんな交流があったんですね。一方、メガホンを取られた菊地監督とのタッグは今回がはじめてですよね?

そうですね。すごく尊敬する監督です。

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