「スーファミは最高だった」当時の感動を振り返る (4/5ページ)

日刊大衆

飲食をメインと言いつつゲームでお客さんを呼ぶ、うちみたいな店にも、マニア以外のお客が来るようになって。

C ですよね。どんなゲームが喜ばれますか?

B 男女のグループやカップルだと、『スーパーボンバーマン』なんかが人気ですね。あとは『マリオカート』とか『星のカービィ』あたり。男2人だと『スト2』とか、たまに『テトリス』を黙々とやってる、すごいテクニックのマニア2人組なんかもいる(笑)。

A やっぱりアクションが多いですね。『桃太郎電鉄』シリーズなんかだと、店の回転率が落ちそう(笑)。

B あと、意外と『マリオペイント』です。

C おおお! ハエたたきゲームやりたい!

B 92年の発売なんですけど、僕らの世代だと、あれでマウスというものを知った人、けっこう多いですね。

C 確かに。

A まあ、そういう“懐かし需要”は予測もできたけど、まさか21世紀に新作ソフトが出たり、『アイアンコマンドー』『薔薇野郎』みたいなマニアックな作品が復刻されるとは思わなかったですよ。

C この辺の再発売って、全部同じ会社なんですよね。新作『ザ・ダークネス~』も同じ。開発は日本だけど、発売元は香港の会社でね。「SFC/SFC互換機用」と注意書きがされているし、互換機を持ってる人も増えたから「売れる!」と思ったのかな。

B 『ザ・ダークネス~』プレイしました?

C やりました。まあ、クソゲーとまでは言いませんが、ほぼ「高い話のネタ」って感じですね(笑)。

A でも、作ってる人、楽しかっただろうなあ(笑)。

C 当時子どもだった我々みたいな30代~40代の人たちが、お金もできて好きなソフトを買い放題になったり、それこそ「作る側」に回ってることが、こうしたリバイバルの背景ですよね。

B 意外と20代くらいのお客さんもいますよ。ただ、皆さん、同じように「今のゲームはリアルで複雑すぎるけど、スーファミは情報量が少ないからホッとする」とは言われますね。

■ファイナルファンタジー派とドラゴンクエスト派に分かれ… A 確かに、それはあるかも。

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