高速道路「激ヤバ危険ゾーン」魔のカーブや積雪・凍結に要注意! (1/5ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
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 帰省に旅行にと、ハンドルを握る機会が増えるこの時節。警戒箇所はもちろん、冬季特有の危険性も合わせて確認せよ!

 年末年始の休暇を使って、帰省に旅行にと、利用頻度が多くなる高速道路。とはいえ、使い慣れない道の走行に不安を感じている人も多いだろう。「高速道路には、ドライバーが警戒しなければならない事故多発地点というのがありますし、事故につながらなくても、その構造や特性上、ヒヤッとする箇所もあります」と話すのは、交通ジャーナリストの村松虎太郎氏。“魔のカーブ”や、“地獄の下り坂”と呼ばれる箇所が、実は日本各地に潜んでいるというのだ。

 そこで今回は、年末年始の運転時に注意すべき高速道路激ヤバ危険ゾーンを徹底調査。各地から107か所の危険個所を選出した!

 前出の村松氏によると、そうした危険箇所は、いくつかに分類できるという。まず一つ目が、「ひと昔前にできた道路」だ。「新東名や新名神など、最近造られた高速道路は、トンネルや橋といった構造物を造る技術力がありますが、ひと昔前の道路となると別の話。そうした構造物が造れないがために、山に沿ったり、谷を避けたりした、カーブやアップダウンが激しい区間が多々見られます」(前同)

 “最新”ではない道路には危険が潜んでいるということだが、こうした箇所では、制限速度が時速100キロ未満になっていることが多いというから、一つの見極めとしたい。ちなみに、その代表例として挙げられるのが東京・名古屋を結ぶ中央道や、関西・九州を結ぶ中国道である。「中央道はアップダウンとカーブが激しく、全長344.9キロのうち、時速100キロを出せるのはわずか15.8キロほど。つまり、中央道の95%以上で速度制限がかかっていることになります。そのうえ、渋滞が多い道路でもありますからね。かつて、『中央高速道路』だった通称名(一般に用いられる道路名)が、現在の『中央自動車道』に“格下げ”されたのも納得です」(同)

 中国道は全長540.1キロ。

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