知られざる大分の麺文化…蕎麦・ラーメン・冷麺はこのお店で味わうべし! (4/5ページ)
元々は、1950年頃に、朝鮮系住民も多かった満州(中国東北部)から引き揚げた料理人が開いた店で提供されており、現在別府冷麺を出す店は別府市内で60〜70店くらい存在。
これらの店は冷麺専門店系と焼肉屋系の2系列に大きく分類され、冷麺専門店系の別府冷麺は、モチモチした太めの麺にキャベツのキムチが添えられています。
冷麺専門店・焼肉屋だけでなく、ラーメン屋や居酒屋でも提供される別府冷麺ですが、なかでも胡月の「冷麺(並盛)」(700円)は、他人に教えたくなるような美味しさが魅力。
白っぽい太麺にクリアなスープで、トッピングは牛肉チャーシュー・ゆで玉子1/4・キャベツキムチ・ネギ・ゴマの不動のラインナップ!
出典:食べログ
先代の女将が作り上げた味に魅了され、その味を引き継いだ常連客が経営しているこちらでは、麺は門外不出で、注文を受けてから製麺機に生地を入れ、直接釜に落として茹で上げます。
スープは酸味を感じない爽やかな仕上がりで、キャベツキムチの辛さがアクセントに。
コシの強い麺はモチモチで、他の冷麺とは一線を画し、意外にもサラっとしたアッサリスープとの絡みも良好☆
脂身を殆ど感じない牛肉チャーシューは、しっかりした歯応えで、トッピングの中では群を抜いた存在感を示しています。