「猫なで声」はモテテクとして有効なのか (1/4ページ)
好きな人を前にすると反応が変わっちゃう人っていますよね。
例えば、猫なで声になるとか。
女友だちが男性の前で声色を変える姿を見て「あれ、この子……」とモヤモヤしたことはありませんか(「とはいえ、モテテクとして本当に通用するなら、自分もちょっと使ってみたい……」というしたたかさも歓迎します)。
猫なで声とは、甘えるような調子の声のことです。あえて猫なで声になる人もいれば、無意識に猫なで声になってしまう人もいるでしょう。
今回は、そんな猫なで声が「男性からどう思われているのか?」「モテテクとして通用するのか?」について解説します。
■猫なで声ってどんな声?
ズバリ、猫なで声とは「甘え」を含んだ声です。
それこそ猫が飼い主にすり寄るように、好きな人の前で甘えているわけです。
そして「女性が男性に甘えるときの猫なで声」の奥には「子どもが親に甘えるときの心理」が潜んでいると私は考えます。子どもが親に向かって「気に入ってほしい!」「かわいがってほしい!」と伝えるときの声というわけです。そう考えるとかわいいものですよね。
つまり、そもそも猫なで声は、親子のコミュニケーションに使われる声ともいえるのです。
猫なで声で話す女性の心理
そもそも異性の前で猫なで声を出す女性は、どんな性格や心理を持つのでしょうか。
◇1.甘えたがり
先ほど解説したように、猫なで声には「甘えたい心理」が潜んでいます。
とにかく子どものようにかわいがられたいのです。だから半分本能的に、子猫のような声を出してしまうのです。
逆にいえば「甘えられる人が少ない」ことまで推測できるでしょう。
猫なで声は、どちらかというとストレートな感情表現です。
大人の駆け引きといったものではありません。もっと本能的な、心の奥から表れる欲求です。やや大げさにいうと、愛されたいという叫び声なのです。