「ちゃんとしなきゃ」の呪縛から逃れるには #大学1年生の転び方 (2/5ページ)

学生の窓口

試しに登校拒否をしたこともありますが、1週間でほどで飽きてしまい、その後は元の生活に戻りましたし、病欠以外で学校を休んだこともなければ、寝坊して遅刻したこともありませんでした。

ところが、その“ちゃんとした生活”をギッチギチに送っていた反動か、高校生になってからはかなり自堕落になりまして。
理由のない遅刻早退は日常茶飯事、自由な校風だったのと、親がそこらへんに関してわりとゆるい考え方だったのとで、ズル休みの常習犯でした。

そんな生活はその後も変わらずで、大学生のときは常に出席日数がギリギリ、あと1回でも休んだら留年という危ない橋を渡って、何度教授に泣きついて情けをかけてもらったことか。

社会人になったらちゃんとするぞ! と意気込んではいたものの、一応給料をもらっているからときちんと出社はしていましたが、二日酔いのまま職場に行き、休憩中にダンボールを床に敷いての仮眠、退勤するや否やの迎え酒。
毎日の食事はコンビニ弁当か外食、部屋はぐっちゃぐちゃ、カーテンはずっと閉めっぱなし、布団だって最後にいつ日干ししたのかを覚えていないレベルで、休みの日はトイレ以外に立ち上がらない生活。

結婚して正社員をやめ、在宅で仕事をするようになって、家には寝に帰るだけという忙しい日々から解放された今も“ちゃんとした生活”は取り戻せておらず、未だに17時間ぶっ続けで寝続けたり、仕事から疲れて帰ってきた夫に面倒だからとカップラーメンを差し出したり……。

いやはや、我ながらだめだめな生活っぷりがすごい。
のっけから自分の恥をかなり晒してしまいましたが、正直なところ「別によくね?」と思うのです。

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