「ちゃんとしなきゃ」の呪縛から逃れるには #大学1年生の転び方 (4/5ページ)

学生の窓口


朝ごはんを食べなくたって、昼ごはんにがっつりカツ丼と味噌汁と野菜サラダを食べたら十分に栄養は取れますし、お弁当をつくって持って行かなくてもコンビニや学食でお金を払えばおいしいものが食べられます。
掃除だって、目が痒くなったり鼻がムズムズし出したら、どうせやるようになります。


楽しく暮らそう

散々自身のだらしなさっぷりを披露して、都合よく正当化しているように思われてしまったかもしれませんが、要するに何事も楽しくやれたらいいのです。

こんなわたしでも、たまには早起きをして焼き魚とだし巻き玉子とお味噌汁をつくって朝ごはんに食べることもありますし、21時には布団に入ってスマホをいじらず寝ることもありますし、部屋の隅々までピカピカに掃除することもあります。

それは別に「規則正しい生活を!」という義務感からやっているわけではなく、そのときにいい思い出があったから、なんとなく楽しさがあったから。
早起きして散歩したら気持ちがよかったとか、早めに寝て睡眠時間を長くしたら肩こりがとれたとか、きれいな部屋の床で大の字に寝転がったら笑っちゃったとか、そういうのです。

自分の行動のひとつひとつに、楽しみを見出してやれたらいいのではないでしょうか。
“ちゃんとした生活を送らなきゃ”というプレッシャーを感じている今は、生活における動作を、義務感に駆られてやらないほうがいいですよ。

朝起きて午前中に出掛ける理由が、学校の授業やバイト、仕事だったりすると憂鬱ですが、友達と遊びに行くため、映画を観に行くためなど、娯楽を目的にしたらなんとなくやれそうじゃないですか?
お弁当だって、節約のため! と思うよりも、ピクニックに行くからだとか、新商品のふりかけを試したいからだとか、そういうほうがずっとずっと楽しそうですよね。

いきなり責任が伴うことを理由に、規則正しい生活を送ろうとするのは難易度が高くても、楽しみなことを目的として繰り返していったら、やらなくちゃいけないこともだんだんできるようになるのではないでしょうか。

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