「ちゃんとしなきゃ」の呪縛から逃れるには #大学1年生の転び方 (3/5ページ)

学生の窓口


ちゃんとしてなくても、だらしなくても、命あればよくね?

まあ、上に書いたことに関しては、わたしがただ単にだらしがないというだけのことなんですけど、命さえあればよくないですか?
だってちゃんと税金納めてるし! いよいよになったらどっかで帳尻合わせたらいいじゃん! という強い気持ちを持って過ごしています。

実際のところ、みなさんが理想とする“ちゃんとした生活”をずーーーっと送り続けるのって、かなり難易度が高いように思います。
学生であれば、きちんと早起きして、ベッドメイクして、朝ごはんを食べて、学校に毎日行って、居眠りせずに授業を受けて、学校が終わればバイトに勤しんで、帰宅したら課題をやって、お風呂に入って、翌日の準備をして、スマホに齧り付かず日付が変わる前に就寝。

一人暮らしだったら全ての家事は自分でしなくちゃいけないし、社会人だったら残業やどうしても断れない飲み会もあるかもしれない。

いやいや、無理じゃない??!
だって、深夜番組はおもしろいし、好きな人を想って眠れない夜だってあるし、冬のお布団は気持ちいいし。
もちろん、規則正しく隙のない整った生活を送っている人たちはたくさんいますし、そういった人たちのことはとても立派だと心から尊敬もしています。
でもね、人には得意不得意があって当たり前だし、生きていたらイレギュラーなことはたくさん起こります。
低血圧で朝が苦手な人、料理が苦手で自炊ができない人、部屋の片付けがあまり上手ではない人、いろんな性質の人がいます。
努力して克服できるのが一番いいのですが、どうしたって無理なものは無理!

それに対して、「ちゃんとしなくちゃ…」とプレッシャーを感じて、「自分はだめ人間だ」「人として優れていない」というネガティブ思想に陥ってしまったら元も子もありません。
負のループに一度入り込んで、生活そのものが楽しくなくなってしまってはもったいないじゃないですか。

だから、「自分はこういう人間なんだ!!!悪いか!!!」という諦めや開き直りも、ある程度は必要。

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