世界三大「説教役者」って? サミュエル・L・ジャクソンらの名説教5選 (6/9ページ)

学生の窓口

私は判事でも陪審でもないからな
しかし、私はお前にこう言える

彼は、自分の将来を買うために誰も売らなかった!
そして、よく聞け友よ、それこそが『高潔』ということだ!
『勇気』と呼ばれるものだ!
そうだ、それこそがリーダーが備えなければならない資質なんだ

何度も人生の岐路に立ったが
私にはいつも正しい道が分かっていた、例外なくだ
だが私は決してそっちには行かなかった
なぜだか分かるか?

正しい道はとても困難な道だからだ

今ここでチャーリーが岐路に立っている
彼は道を選んだ、正しい道だ、その道は信念の道だ
彼の旅を続けさせてやろう

委員会の諸君、この少年の未来はあなたたちの手の中にある
価値のある未来だ、私が保証する

壊さないでくれ
守ってやってくれ
抱擁してやってくれ

私は約束する、いつかあなた方がそうしたことを誇れる日がくると」

(拍手が巻き起こる)

「ダサかったか?」(と隣のチャーリーに聞く)

アル・パチーノ演じるスレード中佐の説教は6分超も続きますが、劇中の聴衆だけではなく視聴者の胸にも響くものです。この『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』の演技でアル・パチーノはアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。

「日本人を生き延びさせたい」という想いが生んだ名説教

『日本沈没』(1973年)は小松左京原作のベストセラーSF小説を実写化した映画。丹波哲郎先生は日本国の山本首相を演じています。本作では、日本列島が海に沈むという未曾有(みぞう)の国難に際して、日本人をできる限り生き延びさせたいと願う山本首相の迫真の説教・演説が見られます。

まずは、日本列島が沈む前兆としての地震が東京を襲い、360万人もの被害者が出た後のシーン。

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