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筆者は子どもの頃、F1が好きだった。新聞のテレビ欄に「F1中継」という文字があると、必ずその時間にテレビの前に座ったものだ。
アイルトン・セナは、もちろん幼い筆者にとってのヒーローだった。
そしてセナといえば、今でも紅白のツートンカラーというイメージが抜けない。マクラーレン時代のマシンのカラーリングだ。
あれは別にマクラーレン固有の色ではなく、タバコメーカーとの契約でそうなっていたということは当時の筆者には分かるはずもない。
それを振り返ると、時代は変わったものだ。もし今、あのツートンカラーのマシンを走らせたら様々な団体から抗議が来るだろう。社会の禁煙化はそれだけ進んでいる。
もちろん、我が国日本も例外ではない。
■ 禁煙か分煙か
東京オリンピックまで、あと5年弱。それまでに都内の禁煙化をより一層進めようという動きがある。
10月23日付の東京新聞の記事に、このようなものがあった。冒頭部分を引用させていただこう。
<たばこの臭いを気にせずに食事を楽しんでもらおうと、全面禁煙にする飲食店が徐々に増えている。
ファストフードのチェーン店が中心で、個人経営の焼き肉店やカフェにも賛同が増える一方、「客足が遠のくのでは」と二の足を踏む居酒屋もある。(東京新聞10月23日付記事より引用)>
カフェやファストフード店などは、以前から分煙化あるいは禁煙化が進んでいるが、個人経営の焼き肉店でも、そういう取り組みがされていることには若干驚きを感じた。
実はこうした“都内禁煙化”の動きは、エンブレム盗用問題の裏で一騒動と化していた。
もう一つ、ニュースを引用したい。8月19日付の産経ニュースの記事だ。
<新国立競技場の建設計画の白紙撤回に揺れる2020年東京オリンピック・パラリンピック。開催を5年後に控え、「喫煙環境」についても波乱が発生した。
会場やレストランなどの屋内施設を全面禁煙にするのか、あるいは分煙環境をより整備していくのか。東京都の条例化めぐって議論が紛糾している。