82歳筆者が考える、「子どものスマートフォン利用」...私的コミュニケーション変遷史より

| Jタウンネット
画像はイメージです(Joseph Morrisさん撮影、Flickrより)

画像はイメージです(Joseph Morrisさん撮影、Flickrより)

スマートフォンの普及がますます進む中、子どもがネット犯罪に巻き込まれることなどを懸念し、その利用を制限しようという動きが続いている。たとえば2014年、愛知県の刈谷市が、小中学生についてはスマホを9時以降は親が預かるように求め、議論を呼んだことは記憶に新しい。

この問題を、ぶらいおんさんはどう考えるだろうか。自ら体験した、戦前以来の通信・コミュニケーション手段の変遷を踏まえて論じる。

慰問袋とSNS

筆者の小学生時代と言えば、昭和15年(1940年)4月から同21年(1946年)3月ということになるが、実はその間3回も学校制度の改変と共に名称も変更されている、すなわち××尋常小学校→××国民学校→××小学校である。

それはさて置き、その時代の一般的通信手段といえば、庶民の間では専ら手紙や葉書のみ、と言ってもよかろう。無論、筆者の生まれた頃には電信、電話システムも確立されていたが、それは専ら組織的公務や、会社やそれに類する私的組織で利用されていたに過ぎず、一般庶民の家庭に普及したのは、無論戦後の、それも可成り後の時代からであった、と記憶する。

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