一連のリコール隠し問題や燃費偽装問題で、世間を騒がせた三菱自動車。しかしその歴史をひも解けば、多くの名車が存在していたことは事実です。
そんな三菱自動車は自動車メーカーとしては比較的新しい企業で、1970年に三菱重工から独立するかたちで設立されました。三菱重工の一部門であった時代から考えると、そのルーツは戦前にまでさかのぼることができ、長い歴史を持つブランドのひとつとして知られています。
ここでは、そんな魅力にあふれた三菱のクルマたちを紹介して、三菱を応援したいと思います。いずれもファンの記憶に残る、熱い思いがこもったクルマたちばかりです。
■1:三菱のタウンベーシック「ミニカ」三菱初の軽自動車としてデビューしたのが、ミニカです。軽自動車全体では、ダイハツ・ハイゼットやスバル・サンバーと並ぶ長寿車種でした。
信頼性の高さと堅牢な設計が特徴ながらも、80年代にはパワーウォーズに対応するかたちで5バルブDOHCの「ダンガン」をラインナップするなど、時代の要請に細かく対応したクルマでした。
■2:21世紀の新しい軽のかたち「eK」燃費偽装問題で真っ先に取り上げられたeKシリーズですが、その実体は非常に真面目に作られた軽自動車です。「いい軽自動車を作ろう」というフレーズのもと基本に忠実に、デイリーユースでの扱いやすさを重視したのが特徴です。
日産自動車にもOEM供給され、「オッティ」「デイズ」として販売されていました。
■3:電気自動車を身近にした「i」リアエンジン・リアドライブという異色のメカニズムを持った軽自動車が、iです。ノーズの短い近未来的なデザインは、このエンジンレイアウトだからこそ実現したといってもいいでしょう。
このレイアウトを活かし、2009年には電気自動車「i-MiEV」が登場。それまで遠い未来の乗り物だと思われていた、電気自動車の普及に大きく貢献したのです。