強いメッセージ性に心打たれる! 泣けるおすすめ映画10選

| 学生の窓口

涙は最高のデトックスと言われているのはご存知ですか?いつも泣いてばかりいるのはよくありませんが、たまには思いっきり泣いてみるのも、心の中がすっきりするのでおすすめです。今回は感動や切なさで涙があふれる映画を10選紹介します。

■「シンドラーのリスト」

1939年9月、ポーランドはドイツ軍の侵略を受け占領されます。ユダヤ人の迫害を政策としているナチス党政権によって占領下におかれたポーランドの都市クラクフでは、クラクフに住むユダヤ人たちを強制移住させます。そんな状況のクラクフに、オスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)というドイツ人実業家が、戦争を利用して事業を起こすことにします。潰れた琺瑯用器工場を買い取ったシンドラーは、労働力を安く抑えるために、ナチス親衛隊に取り入って、強制収容所に収容されたユダヤ人たちを労働力として雇い入れます。はじめは自分の儲けしか考えていなかったシンドラーですが、工場に働くユダヤ人たちと接することで、次第にナチス党政権の政策に疑問を抱きはじめ、リストの作成を決意するのでした。 ユダヤ人のホロコーストがナチス党政権下のドイツ占領地で進む世中において、実在したドイツ人実業家であるオスカー・シンドラーが1100人以上ものポーランド系ユダヤ人の命を救った話を映像化した作品です。特筆すべきは映像がほぼ全編モノクロ作品であることです。モノクロ映画ですから、殺されるユダヤ人の血の色は黒く見えるはずなのですが、何故か赤く見えるくらい、当時ユダヤ人が置かれた過酷な状況をリアルに描いています。自分の良心と自らの安全との間で板挟みになりつつも、少しでもユダヤ人たちの命を助けようとするシンドラーの姿は胸を打ちます。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー